人気イケメン俳優、10代の頃の性的暴行告白 気絶するほど殴られた後…

 俳優のマシュー・マコノヒー(51)は、10代の時に性的暴行を受けたものの「犠牲者と感じたことはなかった」という。マシューは、新刊の回想録『グリーンライツ』の中で、15歳の時に脅迫されて初めて性行為に及んだことのほか、18歳の時には車の中で気絶するほど殴られた後、男性に性的いたずらを受けたことを明かしている。

 しかしながらマシューは、その詳細に関しては同書の中で触れておらず、その理由についてトーク番組『タムロン・ホール・ショー』に出演した際こう説明している。

 「最終的に、詳細には何も建設的なところがないんだ。他の人々が身近に感じるような前向きな良い方法でない限り、これらの詳細は、のぞき見的に取り上げられ報道されるだけだと思ったからね」

 「どの番組も『マシューが性的いたずらされた時の詳細はこれだ』とか『彼が脅迫された時はこうだった』とか、そういう間違った見出しを付けることになっていたかもしれない。また僕はこの本に書いているように、犠牲者と感じたことは1度もなかったんだ」

 「これらの事は、僕が15歳と18歳の時に起こったことだ。もしもっと幼い時に起こっていたならば、より混乱していたかもしれない。でもそれが僕の身の上に起こった時、それが間違っていて、理想的ではなく、そうあるべきではないということが僕には明らかだった」

 「そのことがはっきりしていたから、それを引きずることも、後で混乱を招くことも、また世界の仕組みについて現実的ではない見方をすることもなかったんだと思う」

 そんなマシューは以前、本を執筆するために1人で砂漠へ向かったことを明らかにしており、その動機についてこう語っていた。

 「36年間日記をつけてきた。2、3年前に『36年間これをまとめるって言ってきたし、このところ、それが何かも分かってきたでしょ。今がその時よ。やりなさい』って妻に尻を叩かれたんだ」

 「僕のこれまでの人生には多くの赤信号や黄信号があったけど、それが時が経つにつれ青に変わった。時と共に困難で悲劇的なことすらね。これらの事は皆に共通すると気が付いたんだ。愛する人を失うのは赤信号だ。僕の場合、父が亡くなったことが大きな赤信号だった。しかし日記を見てみると、父が僕に教えてくれたことが彼を生かし続けていたと分かった。それが僕が毎日なろうとしている人間だ。それが父の他界からの青信号なんだ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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