ジョニデ、DV名誉棄損訴訟敗訴で『ファンタスティック・ビースト』クビに
俳優のジョニー・デップ(57)が、ワーナー・ブラザースから「ファンタスティック・ビースト」シリーズの降板を求められたという。ジョニーは、2016年の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と2018年の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でゲラート・グリンデルバルド役を演じていた。しかし今回、ジョニーがイギリスのザ・サン紙に対する名誉棄損訴訟で敗訴したことを受けて、同社が「ハリー・ポッター」のスピンオフである同シリーズからの降板を求めたため、第3弾に出演することはないようだ。
ジョニーは6日、インスタグラムに声明を発表、こう綴っていた。「ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルド役を辞任するよう求められ、その要求に敬意を示し同意したことを知らせておく」
ワーナー・ブラザースは現在、この役の後任となる俳優を探しているところだという。
ジョニーは、同紙が自身のことを当時の妻であったアンバー・ハードに対してDVを報じ、「虐待者」と呼んだことを巡り訴訟を起こしていたが、先日ロンドンの裁判所は名誉棄損としたジョニーの訴えを棄却した。
担当判事は判決の中で、ジョニーは名誉棄損の訴えを立証することに失敗したとした一方、サン紙の当時の報道が事実に反していないことを証明したと述べた。
これに対しジョニーの弁護団は、「困惑する」判決だとして、上訴する構えを見せている。(BANG Media International/デイリースポーツ)