大物ミュージシャン コロナ禍の新たな役目は「猫と散歩」 性に合わない!?「大嫌いだ」

 フー・ファイターズのフロントマン、デイヴ・グロールは、飼っているベンガル猫にひもをつけて散歩させているそうだ。デイヴには妻ジョーディン・ブラムとの間に3人の娘がいるが、最近家族に迎え入れたその猫をコロナ禍でのロックダウン中に散歩させるのは彼の役目だという。

 デイヴは、ラジオXの「イブニング・ショウ・ウィズ・ジョージ・ゴッドフリー」に出演した際、「今日は良かったよ。すごく早く目覚めて、日の出より早く起きて、コーヒーを淹れて、猫を散歩させた」と話すと、「猫を散歩させた?本当に?」と聞き返され、ロサンゼルスにはコヨーテがいる為、動物はリードに繋げておかなければならないとして「俺が猫を散歩させるんだ!新しい猫を飼い始めたんだけど、俺の住んでる当たりでは、猫を外に出して自由に歩かせるわけにはいかないんだ。丘の上の辺りで、コヨーテがそこら中にいるからね。だから猫をリードに繋げているんだけど、猫を散歩させたのは初めてだよ。猫は繋げられるのが嫌いだからね。ベンガル猫なんだけど、まあ野生の猫と同じで、リードが大っ嫌いでさ。俺も散歩させるのは大っ嫌いだ。だから、どうしていいか分かんないよ」  

 また3月に感染症の流行が始まってロックダウンに突入した時は、「休む事を知らないクリエティブな人間」であるため、「かなりびびった」そうだが、物語を書く事で時間が過ぎていったとして「知っての通り、俺は 休む事を知らないクリエティブな人間 で、バンド仲間と一緒に仕事をする事に慣れているから、3月にここの全てがシャットダウンしたとき、怖かったよ。過去20年間毎日、バンドに関連した何かをしなかった日はなかったからね。だから全てが止まった時に、かなりびびった。何をしていいか分からなかったから、書く事を始めてみた。音楽ではなくて物語、過去何年かにあった本当の話とか短い話さ」と当時を振り返った。

 フー・ファイターズは10枚目となるスタジオアルバム「メディシン・アット・ミッドナイト」を2月にリリースする予定だが、これはファンがキッチンでワインを飲みながら、ダンスするための音楽だという。

 「ノーマルなんてもんは今はないから、自分でニューノーマル(新しい日常)を作り出さなきゃならない。みんなのクリエティブな筋肉にはいい事だと思うんだ、わかる?幸せや喜び、また生きているって感じさせてくれることを考えてみる。何だっていいんだけどね。それが、このアルバムを出したかった理由の1つなんだ」

 さらにデイヴはこう続ける。

 「今はツアーにいけないし、大きなフェスやスタジアムでも演奏できないけど、俺達が音楽を提供することで、人々が土曜の夜、キッチンでワイン片手にダンスを踊るといった喜びは届けられる。もしそれが今すべきことなら、そうするべきで、それが俺達のやらなければならない事なんだ。ワイン片手にキッチンでダンスする。それが今するべきことだと思うよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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