80歳目前の超大物歌手 最新作の発売が延期「予期せぬ遅れのため…」
ポール・マッカートニーのニューアルバム『マッカートニーIII』の発売が、生産過程における予想外の遅れにより、1週間延期された。1970年リリースの『マッカートニー』からはじまるシリーズ第3弾は、12月11日の発売が予定されていたものの、18日へと延期されたことがポール自らによって発表されている。
SNSにはこう綴られている。「予期せぬ生産上の遅れのため、ポールの最新アルバム『マッカートニー3』の発売が、1週間遅れとなる12月18日に延期されました。皆さんのこのアルバムへの辛抱と応援、期待に感謝します。皆さんに聴いてもらうのが待ちきれません!」
このアルバムをロックダウン生活中の9週間で作り上げたというポールは、先日その過程についてこう明かしていた。「自分しかいないと、アイデアがすぐにかたちになる。バンドだと、それを説明する必要があるけどね」「それは素晴らしいことでもある。とりとめもなく演奏をしてたりすると、ただ解放感みたいなものがあるんだ」「ほとんどは新曲だけど、2曲だけスタジオに行けなくてそれまで未完成だった曲が入ってる。だから『そうだ、あれはどうだろう?』って思った。だからそれを掘り出してきたんだけど、『うわ、ひどいな』って思ってね。だから、どこが悪いのか、どこが嫌いなのかについて考え始めた」「それはボーカルだったり、歌詞だったりするわけだけど、そうなると全てやり直して『OK、全く違うものを作ろう』となるんだ」「それが終わった時、『さぁ、これをどうしようかな?』と考えて、これは『マッカートニー3』だって突然気づいたんだ。他の2作のように、全て自分でやった。だから、条件は揃ってるってね」
そんな本作のレコーディング過程は、楽しいものだったようで、「特にちゃんとしたリリースを目的にしていたわけじゃなく、とりあえずやってみようという感じだった。だから、特に必死になるわけでなく、楽しもうとしただけのレコーディングになったんだ」と明かした。(BANG Media International/デイリースポーツ)