超大物俳優 35年前の性的暴行疑惑を否定 法廷に新たな書類を提出
ケヴィン・スペイシー(61)は、当時未成年だった俳優アンソニー・ラップ(49)に対し、性的暴行を加えたことを否定している。
「スター・トレック ディスカバリー」などで知られるアンソニーは2017年10月、14歳の時にケヴィンの自宅で開かれたパーティーに招待され、そこで性的いたずらを受けたと訴えていたが、ケヴィンは新たに提出した法廷書類の中で、自らが性的暴行を犯したとされるパーティーには、アンソニーは出席すらしていなかったと指摘している。
ハロー!誌によると、20日に提出された書類には、「被告は1980年代後半に、原告が出演していた舞台作『プレシャス・サンズ』の観客席にいたことを認めています。被告は、最大2、3回原告と短時間顔を合わせたことを認めていますが、2人の間の交流は特筆することのない限られたものでした。被告は、自宅におけるいかなるパーティーにも原告のラップ氏を招待したことを否定しています。また原告が被告の自宅におけるパーティーに出席したことも否定しています。原告が指摘する同行為や、そのほかのいかなる不正行為も否定しています」と綴られているそうだ。
またケヴィンは、C.D.と知られる2番目の原告による同様の訴えも否定している。ケヴィンの弁護団は、14歳の時にケヴィンと演技講習で出会い、その後ケヴィンの自宅を訪れた際に性的暴行を受けたと訴える原告の匿名性を認めないよう法廷に求めているという。
ケヴィンはまた、自らに有利な判決が下され原告が求める経済的損失に対する損害賠償や法的費用の支払いを免れることになると見込んで陪審裁判を求めているそうだ。
そんなケヴィンは昨年にも、あるバーで当時18歳だった人物に痴漢行為をはたらいたとして刑事裁判で訴えられたものの、その証言に偽りがあったとして棄却となっていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)