人気歌姫 アルバムの謎の人物は恋人だった「考えたこともないような一歩だったわ」
テイラー・スウィフトのアルバム「フォークロア」に、恋人のジョー・アルウィンが作曲で参加していたことが明らかになった。収録曲『エグザイル』の作曲者としてボン・イヴェールとともに記載され、「ベティ」にも参加している「ウィリアム・バウリー」という人物が、ジョーの仮名ではないかということはこれまでにも噂されていたが、先日、海外のDisney+で配信開始された「フォークロア:ザ・ロング・ポンド・スタジオ・セッションズ」の中で、テイラー自らがその事実を明かした。
そこで、テイラーはこう話す。「ウィリアム・バウリーとその素性については色々話題になってるわよね。実在の人物じゃないから」「ご存知の通り、ウィリアム・バウリーはジョーなの。ジョーはピアノがすごく上手で、いつも適当に弾いて、曲を作っているような感じなの。『エグザイル』は変な感じだった。だって、ジョーがピアノのパート全てを書いて、ボン・イヴェールのパートを歌ってたんだもの」「彼はなんとなく歌ってたの。まさに最初のバースそのままをね。それに私はすっかりはまって、その続きを書いてみないか聞いたの。彼はすごく声が低いんだけど、その音域で歌っているのがとても良い感じだったから、デュエット曲にすべきだということは明らかだった」
そして「ベティ」についても、一緒に曲作りをすることを予定していたわけではなく、ジョーが口ずさんでいるのを耳にしたことがきっかけだったとして、「ジョーがすっかりできあがった『ベティ』のコーラスを別の部屋で歌っているのが聞こえて、『ちょっといいかしら』って感じだった。一緒に曲作りをしようなんて思ったこともなかったから、考えたこともないような一歩だったわ」「だから、私が『ねぇ、これってすごく変かもしれないし、もしかしたらすごい嫌になるかもしれないけど、どうせ隔離生活中でほかにやることもないし、一緒に曲作りしたらどうなるかやってみない?』って言って、私たちが初めてそんな話になった時だったの」
ジョーの曽祖父が作曲家のウィリアム・アルウィンであり、2人が初めて2016年に一緒に姿を現したのが、ザ・バウリー・ホテルのキングス・オブ・レオンのコンサートであったことから、同アルバムの発表以降、ファンたちの間ではウィリアム・バウリーの正体がジョーなのではないかという説が立っていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)