名誉棄損訴訟で敗訴→降板 ジョニー・デップの後任は「HANNIBAL」俳優に
マッツ・ミケルセン(54)が、降板したジョニー・デップに代わり「ファンタスティック・ビースト」シリーズのグリンデルバルド役を演じることになった。ジョニーの後任の最有力候補としてドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」などで知られるマッツの名前が挙がっていたが、ワーナー・ブラザースが25日、マッツを同役にキャスティングしたことを公式発表したかたちだ。
このことによりマッツは現在、ロンドン近郊の同社スタジオで行われている2022年7月に公開予定の「ファンタスティック・ビースト」第3弾の撮影に、ジョニーに代わり参加する。
そんなマッツは先週、「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフである同シリーズで、グリンデルバルド役にキャスティングされたのかどうか質問された際には「それは今のところ噂でしかないよ。僕は君たちが新聞で読んだことと同じだけしか知らないんだ。だから、その電話を待っているところさ」と話していた。
一方、ジョニーは英ザ・サン紙に対する名誉棄損訴訟で敗訴したことを受けてか、ワーナーから降板を求められ、それに同意したと先日発表していた。
ジョニーは同紙が自身のことを当時の妻であったアンバー・ハードの「虐待者」と呼んだことを巡り訴訟を起こしていたが先日、ロンドンの裁判所は名誉棄損としたその訴えを棄却した。これに対し、ジョニーの弁護団は「困惑する」判決だとして、上訴する構えを見せていたが25日、「成功する可能性が低い」として、その申し立ても却下されている。(BANG Media International/デイリースポーツ)