人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクが、脳性まひの少年に車いす乗車が可能なバンをプレゼントした。運動機能障害などが症状として知られる同症候群を患うジェイク・スティット君（１７）と父親のティムさんは福祉車両の購入資金をオンライン上で募っていたところ、ジャスティンが名乗りを挙げたという。

　ズーム越しにジャスティンはジェイク君にこう語りかけていた。「感謝祭の前にバンを買うのが目標だって聞いたからね。君の話を聞き、その短いニュースを見たんだ。とても感動したから、そのバンを贈りたいと思ったよ。費用は全て僕が持つ。いい休暇を過ごして欲しい。君に感銘しているよ。ジェイク」

　ちなみに、ジャスティンの連絡の前に、ジェイク君の家族はバンの資金として既に３万５０００ドル（約３６０万円）を集めていたそうで、そちらはジェイク君の医療費などにあてられるという。

　以前までは普通のバンにジェイク君を持ち上げ乗車させていたティムさんは、そのおかげで腰痛に悩んでいたそうで、「息子の生活がずっと楽になることでしょう。私の生活もそうで、彼を持ち上げ座らせることができる人はそう多くはいませんから。私たちの生活がとても楽になると思います。彼も若い男として独立していくわけですしね」と話し、ジェイク君は「祝福です。神が祝福してくれています」と続けた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）