バイセクシュアル公言の女優 LGBTQ役についての議論は「グレーゾーン」
クリステン・スチュワート(31)は、異性愛者であるストレートの俳優がセクシュアルマイノリティのLGBTQの役柄を演じるべきかどうかについての議論は「グレーゾーン」で、確実な答えはないと考えているようだ。
バイセクシュアルであることを公言しているクリステンは、ストレートの俳優にLGBTQの役を演じないように言うことは、クリステンにとっては「もうストレートのキャラクターを演じてはいけない」ことを意味するとし、ハリウッドは伝えるべき物語の内容を把握することにもっと重点を置くべきだと主張している。 バラエティー誌にクリステンは「このことについて、いつも考えている。仕事の機会を十分に与えられて、創造性にあふれた人生を歩んできたものとしてね」「ストレートの若い白人の女の子だったのが後で本当はゲイだと気付いたのよ」と明かし、「実際にそれを体験している他の誰かによって語られるべきストーリーを語ることなんてしたくない。でも、この考え方は間違いに導く危険性があるわね。だって、その理論では私はもうストレートの役を演じることができなくなってしまう」「これはグレーゾーンだわ。男性が女性の物語を語るやり方があるし、または女性が男性の物語を語るやり方もある。でも、私たちは実情を把握する必要があり、気を配る必要があるのよ。どこが大丈夫か分かるわよね。だから、このことについての確実な答えはないわ」と話した。
クリステンは女性同士の恋愛を描いたロマンティック・コメディー新作「ハッピエスト・シーズン」でマッケンジー・デイヴィスと共演している。(BANG Media International/デイリースポーツ)