マライア・キャリー 「ひどい家族」のせいでクリスマスは苦い思い出ばかり

 マライア・キャリーは、「ひどい家族」のせいで子供の頃のクリスマスには苦い思い出しかないという。「恋人たちのクリスマス」がこのシーズンの定番曲となっているマライアには、元夫ニック・キャノンとの間に9歳の双子がいるが、自分が12歳の時のクリスマスは「悪いことばかり」だったのだという。

 しかし、希望を捨てたことはなかったそうで、常に「パーフェクト」なクリスマスを夢見ていたというマライアは、1998年に最初の夫、トミー・モトーラと離婚してからというもの、家族のために豪勢なクリスマスを過ごすことに決めたのだという。

 表紙を飾ったエル誌のクリスマス特集号でマライアはこう話す。

 「最初の恋愛兼結婚が終わってから、ずっと願っていたようなクリスマスを自分で作り出そうと決めたの。私が12歳の時には悪いことがたくさんあった。でも、絶対にあきらめない戦士のような子供の意志があった。周りが自分の気持ちを分かってくれなくても、自分らしさを受け入れるという子供のね。子供の頃の私は、パーフェクトなクリスマスシーズンをずっと夢見ていたと思うの。でも常に、そのひと時を台無しにする人がいた。やってきて、全てをめちゃくちゃにしてしまうような家族がいたのよ」

 そんなマライアは、クリスマス特番「マライア・キャリーズ・マジカル・クリスマス・スペシャル」がApple TV+で配信開始となっているが、コロナ禍でも「祝いのひと時」を作り出したかったのだそうで、「今年は厳しい年となったでしょ。だから本当に人々には祝いのひと時が必要だと感じるの。何をしようとしても、『一緒にいちゃダメ、祝福は禁止。これは中止。あれも中止』ってことばかりでしょ」と語っている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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