複雑な心境の「ファンタビ」代役俳優 必要なのはジョニー・デップとの“懸け橋”
マッツ・ミケルセンは「ファンタスティック・ビースト」第3弾でジョニー・デップの代役を務めるにあたり、「全く別物」にするつもりはないという。同シリーズでゲラート・グリンデルバルド役を演じてきたジョニーが先月、元妻アンバー・ハードとの結婚生活においてジョニーが「暴力夫」であったと報じた英ザ・サン紙に対する名誉毀損裁判で敗訴した直後、「ハリー・ポッター」のスピンオフである同シリーズからの降板が発表され、それから間もなくしてマッツが後任に決定していた。
これを受け、マッツはジョニーが演じてきたその役と自分のバージョンに「懸け橋」が必要だと考えているようだ。エンターテイメント・ウィークリー誌に対して、マッツはこう話す。「今度は僕が演じることになるわけだから、そこは違うよね。でも、これは難しい問題だから、今も検討しているところなんだ。ジョニーがやったことと僕がやることの懸け橋がないと。それでいて、自分なりのものにしたい」「でも、ジョニーが見事にやり遂げてきたものから、完全にかけ離れないよう、つながる何かや橋のようなものを見つける必要がある」
一方、この役柄を演じることはうれしいというマッツだが、「悲しい状況下」でのオファーだったと複雑な心境のようで「仕事としてはもちろん、とても面白そうな良い仕事だ。でも、あんなすごく悲しいことがあってのことだから、ショックでもある。2人にとって一番良いことを願うばかりだ。これはとても悲しい状況だから。2人がすぐに元通りになることを願っている」と語っている。(BANG Media International/デイリースポーツ)