トム・クルーズ（５８）が、宇宙で撮影する初のハリウッドスターになろうと努力しているという。主演シリーズ「ミッション：インポッシブル」の最新２部作の中に宇宙での撮影シーンを取り入れようと模索しているようで、実現のためには巨額の出費も厭わない構えのようだ。

　ザ・サン紙に関係者はこう話す。

　「トムは自らスタントをこなすことで良く知られていますが、特に『ミッション：インポッシブル』の中には壮大で最も複雑なシーンが含まれています」

　「しかし、さらにその上を行こうと、誰もやったことのないようなものを目指しているんです。でも、もちろん、実際に宇宙で撮影できるのかというところが最大の疑問点です。彼は実現できると自信を持っていて、ＮＡＳＡとも話をしています」

　「ＮＡＳＡ側も可能と見ているようで、その方向に向かっているんです」

　そんな新たな可能性を追っているトムは以前、キャリアにおいて何度も映画界から否定的な意見を言われてきたが、耳を傾けないようにしていると明かしていた。

　「僕は映画を作り、最善を尽くし、楽しむことだけを考えている」「『トップガン』や『レインマン』『７月４日に生まれて』の頃とかだって、色々なことを言われてきたよ。『彼にこの先映画の話はない』とか『ただのアイドルだ』とか、『この映画は彼のキャリアを台無しにする』とかね。みんな好きなことを言うものさ」

　しかし、キャリアを築いていく中で、そうした噂や批判に影響されないようになったとして、「全て聞いたことも、見たこともあることばかり。人生ってそういうものだということさ。なら、どうにもできないだろ？」と続けていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）