米人気女性歌手が来年75歳祝う世界ツアー決行…引退するつもりさらさらなし

 ドリー・パートンが、来年75歳の誕生日を祝う「ドリー・フェスト」の一環 で、世界各国のスタジアムで公演を行うという。カントリーミュージック界の大御所ドリーは、2021年1月19日に75歳という大きな節目を迎えるにあたり、世界中の15のスタジアムにて、その人生とキャリアを祝う公演を行う予定だという。

 ユナイテッド・タレント・エージェンシーのニール・ウォーノックはミュージック・ウィーク誌に「『ドリー・フェスト』は世界の15のスタジアムで開催される予定です。今のところ保留ですが。とてもドリーらしいものになりますよ」と語った。

 常に精力的に活動をしてきたドリーは、12Tone Musicレーベルとの契約を経て新アルバムを制作中であるほか、ブロードウェイでの公演も始まり、数本の映画出演と本の出版など、来年も変わらぬ忙しい年となりそうだ。

 ドリーは、自身の成功は何よりも、自分が「働く女性」だからだと考えているだそうで「自分の事をスターだとは思わないの。私はただ働く女性だと思ってる」「これが私にとっての生き方なの。人生にとキャリアにおいて導かれる事を毎日お祈りするだけよ。夢が叶うのをずっと見てきたから、それに対して責任を持つ必要があるといつも言ってるの。私は恵まれていると感じる。なんて素敵な問題でしょう。次に何がやってくるかを察知して、それに備えて、対処しないとね」と語った。

 今年に入って、季節のアルバム「ア・ホリー・ドリー・クリスマス」、ネットフリックスの映画「ドリー・パートンのクリスマス・オン・ザ・スクエア」、及び著書「ドリー・パートン、ソングテラー:マイ・ライフ・イン・リリックス」を発表しているドリーは、「錆び切ってしまうより、擦り減ってしまう方が良い」そうで、引退するつもりは全くないのだそうだ。

 ドリーは「辞めたいと思った事がないのはどうしてか分からないわ。年を取ったら特に、何かする事が必要よ。錆び切ってしまうより、擦り減ってしまう方が良いわ。人生は一度きり。引退はしないわ。もし夫が病気だったり、自分の肉体的に調子が悪かったりしたら活動を控えるかもしれないけど、他の理由では引退はしないわ」と話した。

 また、ドリーは、音楽業界のでの活動に加え、イマジネーション・ライブラリーという名のチャリティーを運営しており、またドリーウッドという名のテネシー州最大の観光名所であるテーマパークも所有している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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