あの「エイリアン」でメガホンを取った名監督 実は…5番目の候補だった!
リドリー・スコットは「エイリアン」監督候補として5番目に名前が挙がっていたという。1979年の大ヒット作で一躍有名となったスコット監督だが、ほかの監督が降板したためメガホンをとることが出来たと明かしている。
スコットは、ガーディアン紙に「私は第1候補ではなかったのです。『エイリアン』の監督候補の5番目でした」と話した。
製作側は、故ロバート・アルトマンにも話を持ち掛けていたそうで「愚かにもアルトマンにSF作品の監督を依頼したんですよ。彼はただ 『冗談ですよね?いい加減にしてください。頭がどうにかなっちゃったんですか?』って答えていました」とスコットは続けた。
シガニー・ウィーバーとジョン・ハートが共演した同作は、その後ジェームズ・キャメロン監督による「エイリアン2」を含む続編3作、そしてスコットによる2作「プロメテウス」「エイリアン コヴェナント」が製作された。
また「ブレードランナー」、「アメリカン・ギャングスター」、「グラディエイター」など映画史上に残る数々の名作を世に送り出してきたスコットは、「エイリアン」シリーズはまだ「マイレージ」が残っていると考えているそうで「『エイリアン』にはまだまだマイレージが残っていると思いますよ。しかし再進化する必要がありますがね」と話している。
一方エレン・リプリー役を演じたシガニーは最近、40年以上も前に公開された作品が今でも楽しまれていることが嬉しいとして「『エイリアン』の関係者は皆、この映画が今でも人々の心に響いていることをとても嬉しく思っているわ」と話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)