故マイケル・ジャクソンの愛猿バブルス君、やりたい放題でスタジオ破壊し“出禁”に
故マイケル・ジャクソンの愛猿バブルス君が、1982年作の伝説的アルバム『スリラー』のレコーディング中にボーカルブースを「引き裂いていた」そうだ。2009年に他界したマイケルは、1980年代にテキサス州の研究施設からチンパンジーのバブルス君を引き取り、海外旅行やツアーなど、どこにでもバブルス君を連れて行くことで知られていた。
シングルとしてリリースされた『今夜はビート・イット』など 同アルバムの制作に参加したTOTOのギタリストのスティーブ・ルカサーは、コミュニティ・サイト、アルティメット・ギターのインタビューで、バブルス君が絶えず大混乱を引き起こすため、マイケルはレコーディングスタジオに連れてくるのをやめなければならなかったことを明かした。
「バブルスがスタジオのボーカルブースを引き裂いて、壁に糞を投げつけたもんだから、マイケルはバブルスを連れてくるのをやめたよ」
「あの猿がボロボロにしたからなあ。その後、周囲がバブルスを出禁にしたんだと思う」
「でも、マイケルは冷静だった、プロだよ。スタジオで歌い上げた。彼は自分が求めてるものが分かってたし、僕たちの仕事ぶりも気に入ったんだと思う。ずっと雇ってくれたからね」
またスティーブはマイケルと仕事をしていた間、何も「奇妙な」ところはなかったという。
「だた、最高の時間だったよ。世界最大のスター達と同じ空間にいたんだから。マイケル・ジャクソン、ポール・マッカートニー、クインシー・ジョーンズ、ジョージ・マーティン、ジェフ・エメリック、そして僕たちだ。強烈だよ」
「まさに『ほっぺたをつねってみて』という瞬間だ。『どうやって、ここに辿り着いたんだ?』って。でもマイケルは、いつも僕に対していい感じにクールだった。何も奇妙なところはなかったよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)