歌手のマライア・キャリーが、自身のＡｐｐｌｅ　ＴＶ＋　クリスマス特番に４００万ポンド（約５億６０００万円）を費やしたという。アリアナ・グランデや、スヌープ・ドッグといった豪華ゲスト満載のマライアの特番には巨額の制作費がかかったと報じられている。

　ある関係者はザ・サン紙にこう説明する。「マライアは、彼女のＡｐｐｌｅ　ＴＶ＋特番で他の全てを打ち負かしたかったんです」「そして、その通りになりましたよ。レビューや評価だけでなくて、予算においてもです。有名どころのギャラなど、制作費に４００万ポンドかかりました」

　またマライアは、特番では何事においても妥協しないと決心をしていたそうで、同関係者はこう続ける。「マライアは中途半端なことはしませんから、特番は物凄い制作費で作られました。彼女のヘアメイクを含むスタイリング費用だけでも１２万５千ポンド（約１７５０万円）以上でしたし、他にも彼女の諸費用が２万ポンド（約２８０万円）かかりました」「でも、マライアを知る全ての人は、彼女はその大金に値すると分っていますから」

　特番は今月初めに配信開始され、既に世界１００ヵ国におけるＡｐｐｌｅ　ＴＶ＋のチャートでトップとなっている。

　一方マライアは最近、自身の人生を描いた映画をもう直ぐ作るかもしれないと明かしていた。マライアは、回想録『ザ・ミーニング・オブ・マライア・キャリー』を映画化する可能性について「ある事について話が進行中よ。そうなるべきだと本当に思っていて、それはずっと私のゴールだったの。沢山語る事があるので、最初に本を書く事が重要だった。それから取捨選択してどうやってそれを解釈するかを選ぶのよ」と思わせぶりな発言をしていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）