命日直前、亡くなった歌手の屋敷に元恋人が窓を割り不法侵入 警察に取り押さえられる
元「ワム!」の歌手・故ジョージ・マイケルの恋人であったファディ・ファワズ(47)が今週、ジョージのロンドンの自宅に不法侵入したという。昨年ジョージの遺族がファディを退去させてからというもの、空き家になっていたリージェンツ・パーク地域にあるその邸宅だが、22日にファディが窓を割って侵入したところ、警察に取り押さえられたようだ。
関係者はザ・サン紙にこう話す。
「ファディは様子がおかしくて、路上生活をしているかのような様相でした。とても感情的になっていました」「どうにか柵を乗り越えたようで、窓を割って中に入ろうとしました」
「警察が駆け付けた際には、彼を説得しようとしていましたが、ファディはそこが自分の家であり、ジョージもそれを願っていたと叫ぶばかりでした」「最終的に警察から引きずり出され、追い出されましたが、また戻って来るのも時間の問題じゃないでしょうか」 「ファディにとっては、1年の中でも最も辛く、寂しい時期なんだと思います。ジョージの命日ですからね」
「長年自分を見失ってしまっているようですが、同情せずにはいられません」
ファディは2016年のクリスマス当日となる12月25日、ジョージが死亡した際の第一発見者だが、2019年7月にもロンドンの同邸宅の窓や家具、壁などをハンマーで殴りつけて逮捕されていた。それを受け、ジョージの遺族が同宅の鍵を変え、ファディに退去を命じていた。
ファディはジョージがその家を自身に遺したと言い張っている一方、ジョージの遺書にはファディの名が一切記載されていなかった。(BANG Media International/デイリースポーツ)