大物歌手、長距離電話で巨額の請求書!?
歌手のロッド・スチュワート(75)は、70年代にツアー中、莫大な電話代をかけてサッカーの最新情報を入手していたという。ロッドは、ワールドカップへの出場権をかけたスコットランド代表チームの試合の経過を知るために、同国在住の父親に電話をかけていたそうだ。
10代の頃にはプロサッカーチームのトライアルも受けたり、ライブでは客席にサッカーボールを蹴り込むパフォーマンスが定番になるなど、サッカー好きとしられているロッドは、ドキュメンタリー番組『ザ・ローマン』で明かした。
「1974年にドイツで行われたワールドカップに出場するには、チェコスロバキアに勝たなければならなかったんだ。でも、僕は(ロックバンド)フェイセズの活動があったから、この試合を見ることができなかった。昨日のことのように覚えてるよ」
「よく電話をかけては、父親がテレビの側に電話を置いてくれて、全試合を聴いていた」
「そしたら電話局から数百ポンド(数万円)の請求書が送られてきたから、僕はこう言ったんだ。 『まともな人間が90分も電話をかけると思う?』って。そしたら、向こうは『そうですね、間違いでしょう、スチュワートさん』と言ってきて、10ポンド(約1300円)の請求書を受け取ったのさ」
しかし今になって、実は長電話をかけていたことを認めたため、ロッドは巨額の請求書に見舞われる可能性が高いだろうと冗談を飛ばしていた。
一方ロッドは以前、サッカーをすることが自身の健康を保ち、トラブルから守ってくれていると語っていた。
「試合を台無しにしてしまうから、麻薬やお酒を飲みすぎることができなかった。そういう意味で、サッカーは僕を救ったことになる」
「僕が飲酒運転をしていると思ったのか、土曜日の夜にロサンゼルスで逮捕されたことがあるよ。警察署に連れて行かれたけど、検査では何も出てこなかった」
「他の夜ならやってたかもしれないだろうけど、土曜日の夜だったから、翌朝午前11時の試合に備えて、早く家に帰るところだった。だから、サッカーは僕を大いに助けてくれたよ。今はプレイしてないから寂しいよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)