“ワイルドチャイルド”41歳で死去 人気ギタリスト健康上の問題に悩まされていた
フィンランドのデスメタルグループ、チルドレン・オブ・ボドムの結成メンバー、アレキシ・ライホが他界した。41歳だった。ワイルドチャイルドの呼び名でも知られる非常に影響力のあったギタリストのアレキシは、2019年にチルドレン・オブ・ボドムを解散後、昨年、元バンド仲間のダニエル・フレイベリとボドム・アフター・ミッドナイトを結成していた。同グループが所属レコードレーベルのナパーム・レコードを通して発表した声明文で訃報を伝えた。
同レーベルのツイッターで発表されたミトヤ・トイヴォネンとワルッテリ・ヴァユリュネンも参加する同グループの声明には、こうつづられている。「アレキシ・ライホが亡くなったことをお伝えしなければならないのは、大変残念で悲しいことです。私たちは私たちの親愛なる友人であり、バンドメンバーである彼の突然の死に、悲しみで胸が張り裂けんばかりです」「ダニエル、ミトヤ、ワルッテリより」
報道によると、アレキシは長期にわたり、健康上の問題に悩まされていたそうで先週、ヘルシンキの自宅で息を引き取ったという。アレキシの死因は明らかになっていない。
アレキシの妻であるケリー・ライホ=ライトは「アレキシは、愛情にあふれた偉大な夫、そして父親でした。私たちの心は永遠に壊れてしまいました」と語った。
アレキシは1993年にドラマーのヤスカ・ラーチカイネンとチルドレン・オブ・ボドムを結成したが、当初のバンド名はインアースドであったのだそうだ。そして、2019年にバンドが活動を停止するまで計10枚のスタジオアルバムを発表している。
2009年の春には、テキサス州ダラスのパラディアム・ボールルームでのライブの後に、バンドを乗せたツアーバスが急な方向転換をしたことでアレキシが寝台から落ちて手首を骨折してしまい、北米ツアー「ノー・フィアー・エネジー・ツアー」の残りの日程をキャンセルすることを余儀なくされた。当時、アレキシはツアーの続行を希望したものの、痛みがひどかったことから、残りの日程をキャンセルせざるをえなかったという。
また、2012年7月にはアレクシが「尋常でない胃痛」で病院に運ばれ、ヨーロッパにおける2公演のキャンセルに見舞われた。
チルドレン・オブ・ボドムの最後の演奏となったのは2019年12月、「ア・チャプター・コールド・チルドレン・オブ・ボドム」と名付けられたヘルシンキのアイスホールで行われたライブだった。
昨年3月、アレキシとダニエルは、アルバム「フォロー・ザ・リーパー」収録曲から名前をとって、ボドム・アフター・ミッドナイトを結成したことを明かし、同年10月23日には、フィンランドのセイナヨキのライブでデビューを果たしていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)
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