90年代を彩った“おてんば娘”スタイルの女性歌手 コーディネートは少女だった
グウェン・ステファニー(51)の90年代のアイコニックなスタイルは、あるひとりの少女によって作り上げられたものだったという。当時、グウェンは大胆な髪の色、パンクチェーン、大きなプリント、特徴的な赤い口紅で知られていたが、スカパンクバンド、ノー・ダウトのフロントとしてツアー中、スタイリストはおらず、代わりにその少女に全身コーディネートしたものを送ってもらっていたそうだ。
グウェンはVogue.co.ukとのインタビューでこう振り返った。「その当時は意図的にその見た目を作ったわけじゃないの」「ツアーではスタイリストがいなかった。でも(ブランド商品などの安価な)コピー品風の見た目を仕立ててくれそうな女の子がいて。彼女はダウンタウンに行って生地を見つけ出し、番号のついた紙をホッチキスで留めて、カーゴパンツを作ってくれたの。私は『黄色のボンデージパンツが欲しいわ。それを切り取って』って。それで、ツアー中に彼女はそれをフェデックスで送ってくれて。だから、これらの衣装が時の試練に耐えてきたのは信じられないことよ。象徴的ね」
そんなグウェンは元夫のギャヴィン・ロスデイルとの間に2人の子供をもち、長男のキングストン君(14)が母親のキャリアに興味を持っていることを明かしつつ、自身のファッションを振り返り、多くの要素が今日でもトレンドになっていることに気づいたという。
一方、グウェンのスタイリストであるソーニャ・クリスチャンセンは最近、グウェンは長年にわたりスタイルを進化し続け、「女性的な側面と象徴的なおてんば娘のスタイル」を受け入れつつ、リスクを冒すことを決して恐れないと話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)