人気俳優、芸能界の裏側描いた作品を監督 妻を殺害された監督など実在の人物描く
俳優のベン・アフレック(48)が、『キーパー・オブ・ザ・ロスト・シティーズ』の映画化作品の監督を務める。ディズニーが贈るシャノン・メッセンジャーによる人気同名小説シリーズの実写映画化作品でベンがメガホンをとる。またベンは、自身の製作会社パール・ストリートを通して製作並びに脚色も手掛けるそうだ。
原作小説では、テレパシー能力のある12歳の少女ソフィーが、自身が真新しい世界のカギを握るその理由を、間違った人が発見する前に見つけ出そうとする姿が描かれている。
これまでにも『夜に生きる』や『アルゴ』などでベンは監督を務めてきており、後者ではアカデミー賞作品賞を受賞した。
一方ベンは、ローマン・ポランスキー監督によるジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイが出演した1974年の名作『チャイナタウン』の製作秘話を描いた新作『ザ・ビッグ・グッドバイ』でも監督兼脚本を務める予定だ。
同新作では、映画スターとして人気絶頂期で、女優のアンジェリカ・ヒューストンと交際中であったニコルソンや、妻を殺害されて悲しみにふけるポランスキーが、犯罪現場であるロサンゼルスに舞い戻った際、気を紛らわせる方法を思いつく姿などを追うほか、作品に参加することになる名プロデューサーのロバート・エヴァンスや史上最高傑作のオリジナル脚本と名高い同作を執筆したロバート・タウンなども登場する。(BANG Media International/デイリースポーツ)