人気俳優、主演作の駄作扱いに長文リツイート「これが今時の子供達の問題」
俳優のラッセル・クロウ(56)が、主演作『マスター・アンド・コマンダー』(2003年、ピーター・ウィアー監督)に対する批判を一蹴した。同作が「眠りの助けになる」としたツイートに反論した。
ラッセルは、「パンデミック中睡眠不足に悩んでいる人が多くいます。普段は魅惑的で注目を集めるラッセル・クロウが主演の『マスター・アンド・コマンダー』をおすすめします。私は10分以上観れたためしがありません。どういたしまして。そして、ありがとうラッセル」という投稿に対し、「これが今時の子供達の問題なんだよ。集中力がない」「ピーター・ウィアーの映画は素晴らしい。帝国と軍への忠誠心を描いたエキサイティングで詳細がしっかりした英雄的な話だ」「ラッセル・ボイドによる驚くべき映像と素晴らしいサウンドトラック。確実に大人向けの映画だよ」と返答し、同作を強く擁護した。
そんなラッセルは以前、自身がハリウッドで成功できた出来たのは、シャロン・ストーンのおかげだと話していた。ラッセルは、1995年作『クイック&デッド』で主演のシャロンが頑なに自身の起用を主張してくれたおかげでアメリカに進出できたとして「恐らく18か月以上かな、文字通り何百ものミーティングを重ねた後、やっとアメリカで仕事を手にしたんだ。シャロン・ストーンが僕が出た映画を観ていたおかげでね」と当時を振り返る。
同ウエスタン映画で、シャロン演じるエレンの恋愛相手となるコート役に抜擢されたラッセルだが、それはシャロンが男性プロデューサー達と言い争った結果、実現したのだという。「シャロンは、映画の男性プロデューサー達と剣闘をしていたようなもんだ。『私は恋愛相手としてこの人を雇う』って言い張ってね」「彼女があれほど強く主張していなければ、僕がアメリカ映画に出演するまでどれだけの時間がかかっていたか分かったもんじゃないよ。彼女には多大な恩がある」(BANG Media International/デイリースポーツ)