子役出身人気歌手 父との骨肉の争いを赤裸々告白へ…神経衰弱で成年後見
歌手のブリトニー・スピアーズ(39)の成年後見制度を題材としたドキュメンタリー番組が制作される。「ニューヨーク・タイムズ・プレゼンツ」シリーズの6回目となる『フレイミング・ブリトニー・スピアーズ』では、ブリトニーがスターの座に登りつめた後、メンタルヘルスや法的な問題に悩まされ、2008年から成年後見人の管理下に置かれたことを深く掘り下げるという。
公開された予告動画は、ブリトニーの子供時代のモノクロ写真と共に「ブリトニーは、やりたいことがはっきり分かっていた。強さを備えた子供だった」というナレーションから始まり、写真は素早くブリトニーが思わせぶりな服装やポーズをしているものに変わってゆく。また別の場面では、ブリトニーは成年後見制度下に置かれるのは仕方がないと受け入れていたものの、「父親には成年後見人になって欲しくなかった」と語られている。
ブリトニーは現在、2008年に神経衰弱状態に陥って以来成年後見人を務めてきた父親ジェイミーの管理下に置かれたくないとして、父親をその役割から永久的に外すべく法廷で争っている。昨年幾度かの審問が行われ、現在今年9月までは現行の同意が継続されることになっているが、今後行われる審問の結果により、変更になることもあるという。
ジェイミーは以前、ブリトニーとは8月以来話をしていないとして「私は娘を愛していますし、会えなくてとても寂しい思いをしています。家族の一人が特別なケアと保護を必要としている時、家族は一層努力する必要があります。私がここ12年以上、予防対策をとり、保護し、そして無条件でブリトニーを愛してきたようにです」「私は今後も揺るがぬ愛を与え、利己的な目的を持つ者、彼女や私の家族を傷つけようとするものから断固として守り続けます」と話していた。
一方でジェイミーの弁護士ヴィヴィアン・リー・ソリーン氏はブリトニーとジェイミーの関係は、「平均的な父と娘の関係」と異ならず、2人はお互いに対し「愛と尊敬」を持っていると主張している。(BANG Media International/デイリースポーツ)