10億ドルの価値があるブランドを立ち上げた女優 インポスター症候群に陥っていた
ジェシカ・アルバ(39)は自身のブランドを立ち上げた際、インポスター症候群に陥っていたという。起業家としても活躍するジェシカは2011年に自然派ホームケアブランド、オネスト・カンパニーを設立するも、自身の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる同症状に悩んだそうだ。
成し遂げた成功に自分は値しないとして、「神の思し召し、運や魔法が私に成功をもたらした」と感じる日々を過ごしていたものの、映画プロデューサーで夫のキャッシュ・ウォーレンが今の地位は自身の努力の賜物であると気づかせてくれ、現在はようやく実感できるようになったそうだ。
ウィメン・アット・メレディスのインスタグラムでのインタビュー動画でジェシカは「私の夫は有色人であっても『私はここにいるに値する』という精神の持ち主です」「彼はマイノリティー人種として、白人優勢のハリウッドのような環境の中で育ちました。彼の父親は当時では数少ない黒人俳優です」と語った。
同ブランドは2015年に一般的なベビー用品の代替として自然素材の商品の販売を開始。ビューティーおよびスキンケア製品など幅広く手掛け、10億ドル(約1040億円)のブランド価値があると米経済誌フォーブスに報じられている。
これまでにジェシカは同社が「健康、ウェルネス、安定性」に価値を見出すことを目指しており、誠実さと透明性を第一とし、「消費者が他の製品よりオネストを選んでくれる理由は、この価値観にあると信じています」「当然、消費者は企業にこの種の値打ちを期待していると思います。単なるマーケティング策略ではダメなのです」と話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)