「Me Too」牽引女優、今度は「ワイスピ」監督を性的暴行で訴える

 女優のアーシア・アルジェント(45)が「ワイルド・スピード」などで知られるロブ・コーエン監督(71)を性的暴行と薬物投与で訴えている。アーシアはコーエン監督がメガホンをとった2002年の映画「トリプルX」に出演した際、撮影期間中に意識や抵抗力を奪うドラッグGHBを飲まされて、性的暴行を受けたと主張している。

 イタリアの新聞紙コリエーレ・デラ・セラにアーシアは「コーエンについて話すのは、初めてです。コーエンはGHBのボトルを持っていて、私に飲ませて性的虐待をしました。あとになって友人と話した際に、そのドラッグ物質に気づいたのです」と明かした。

 一方、コーエンはアーシアへの暴行を否定しており、広報担当者がこう声明を発表している。「コーエン氏は、アーシア・アルジェントへの暴行告発は完全な偽りだとして、断固否定しています」「彼らは仕事を共にした際、素晴らしい仕事上の関係を築き、コーエン氏は彼女を友人と見なしていました。したがって、特に近年の彼女に関する報道を考えると、2002年まで遡るこの主張には当惑しています」

 アーシアは2017年10月にプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインから受けた性的暴行などを非難、セクハラを告発する「Me Too」運動をけん引したが、2019年になって、時間を遡ることができれば再び公での弁証は行わないだろうと話していた。

 「ハーヴェイ・ワインスタインを再び訴えるかと尋ねられたら、はい、と答えるでしょう。とても多くの女性を助けたので。でも本当の所は、いいえ、です。また同じことはしないでしょう。その事によって、私は人生で非常に多くのネガティブな出来事を引き起こしました。だから、今なら二度としないと思います。ハーヴェイ・ワインスタインからの仕打ちの後でも、彼と付き合い続けたのは、私は状況を正常化しようとしたからです。 私はいつも自分は強い女性だと思っていたので、彼が私にした事を受け入れられず、逆に彼を正常化しようとしたのです。それが20年後に彼を非難した理由です」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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