美貌女優 出自のせいで“暴言”吐かれていた

 女優のサルマ・ハエック(54)は、メキシコ人であるゆえに女優では成功しないと言われていたという。自身の生い立ちや背景にある文化伝統が理由で「ハリウッドで主役になる」ことは決してないだろうと言われていたサルマだが、そんな人々が間違っていることを証明し、人生とキャリアを高めていくことに喜びを感じてきたそうだ。

 新作『ブリス~たどり着く世界~』のプロモーション中サルマは、こう語っている。「ハリウッドでの私のキャリアは30代半ばで終わるだろうと言われたわ」「当時新しい世代では、メキシコ人がハリウッドの主役を手に入れることは不可能だったから、メキシコ人が成功することはまずないと言われたのよ」

 そして、信じない人々に挑んできたことを「誇りに思う」として、「素晴らしいわ。とても誇りに思っている。世界に向けて叫びたい気分よ。もう少しで彼らを信じてしまうところだったわ。でも私は戦ったのよ。戦って、勝った。そして他の女性達にも気づいてもらいたいの。それが美しいことだと」と続ける。

 そんなサルマは以前、これまでに経験してきた苦労が自身に正しい道を選ぶ可能性を与えてくれたと明かしていた。

 「私の人生で起こったことは、完全に想像を超えるものよ。私は素晴らしい並外れた運命を色々と思い描いていたけど、今、私が感じていることを想像することはできなかった。人生では、正しいことに専念しベストを尽くす時がある。自分が何が欲しいのか、何が得られるか、何を得られなかったか、あるいは、誰かが手にしているものを自分は手に入れていないとか考える代わりにね。そうすることで、計画を練る代わりに、進むつもりの無かった道を進む可能性が生まれる。そして冒険心を備えていれば、想像以上に素晴らしい道に辿り着くかもしれない」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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