アンジー コロナは「ゴリラのアイヴァン」みたい!?必要なのは「お互いを助け合うこと」
女優のアンジェリーナ・ジョリー(45)が、コロナ禍をディズニー新作映画『ゴリラのアイヴァン』に例えた。キャサリン・アップルゲイトの2012年の同名小説を映画化した同作で、アンジェリーナは製作及びアフリカ象のステラの声を担当、映画のテーマについてバラエティ誌に語っている。
「(コロナと同じく)この映画も囚われの身についてで、子供には辛く響いたけだろうけど、閉じ込められていると感じながらお互いを助け合う事なの」「子供達の心に良いタイミングで物語が浸透したと思う」
また、アンジェリーナは、視覚効果チームによって信じられないほど細部まで創りあげられた自身のキャラクターに、息吹を吹き込む過程について、「その存在そのものになる。じゃあ存在とは何か?象には体重がある、そして年配の象が持つ重みがある」「捉えられて、痛めつけられて、存在について象は考え次世代について心配している。象の魂とは何か?そういう内容」と続けた。
アンジェリーナ曰く、アイヴァン役(ゴリラ)のサム・ロックウェル、ボブ役(野良犬)のダニー・デヴィート、そしてスニッカーズ役(プードル)のヘレン・ミレンら声優陣が時を追うごとにその演技を変化させていったそうだ。「(まず)声をやるの。シーンと併せてみる。それからコンピューターグラフィックスと視覚効果によって創られたものを見る」「そしてもう一度演技をやり直す。彼女は息をゆっくりするとか、疲れている時脚を引きずったらどれぐらいかかるだろうとか(考えながら)ね」「皆が(シーンに順応させようと再び役を創り直す)痛々しいまでの努力をするの。何故ってそれがこの映画に重要な事だから」「初めてこの動物達のいくつかを見た時に、魂が宿っていると思ったわ。どれ程沢山の努力が注入されたか、計り知れない」(BANG Media International/デイリースポーツ)