英王室の公務から完全離脱を発表したヘンリー王子夫妻の第2子妊娠発表時の写真には力強いメッセージが秘められていたという。夫妻は１４日に懐妊のニュースを発表、自然の中佇む2人のモノクロ写真を公開していたが、その中でメーガン妃が着ていたドレスには深い意味が隠されていたそうだ。

　ドレスのデザインを担当したキャロライナヘレラのクリエイティブ・ディレクター、ウェス・ゴードンはテレグラフ紙にこう明かしている。

　「あのドレスはメーガン妃が（長男の）アーチー君を妊娠された時に制作したもので2年前のことです。そして現実は2021年、私達は世界を救わないといけないのです。否定できない危機的状況で誰もが自分の役割を担う必要があります。ヘレラではサステナブルな生地を使う事に徹底しています。しかしサステナビリティに向けて出来る一番のことは、人々が買ったものを手放さず、長い間使い続けるということです。ですから（今回の写真で）妃がされたことはとてもパワフルなメッセージなのです。2年経ったからといってそのドレスの美しさや彼女自身の特別で幸せな気持ちが減少するわけではありません」

　また、メーガン妃と数年来の知り合いだというウェスは、「ご家族を思うととても嬉しい気持ちです。本当に素晴らしいニュースですね」と話してもいた。

　一方、今回の写真をリモート撮影したフォトグラファー、ミサン・ハリマンはそのコンセプトについてこう語っている。「イメージを見るのではなく感じるのです。2人はお互いに夢中です。背景の木や周りの自然が信じられないほど力強く象徴的です。不屈の精神、希望、愛が見て取れます。特にこの過程を通る多くの女性たちが暗い場所に宿る光を知り強くなって欲しかった。たくさんの意味が込められています」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）

�