スーパーモデルは「ヘロイン・シック」!? さらに嫌いだった呼び名とは
スーパーモデルのケイト・モス(47)は、「ヘロイン・シック」と呼ばれるのが大嫌いだったという。ケイトは、1990年代に「ヘロイン・シック」と呼ばれたモデルの一人で、それは痩せた体つきで目の下にクマのある顔色が青白い女性を表すものとして当時流行していた用語だった。
18歳の娘リラも同じくモデルの道を歩んでいるケイトは、拒食症と呼ばれたこともあり、モデルの中には食べたいだけ食べても太らないものもいるので、痩せているという理由だけで批判されるのは不公平だと感じているそうだ。
ケイトはリーダーズ・ダイジェスト誌にこう語る。「まだ駆け出しのころ、『ヘロイン・シック』というフレーズに関連付けされたわ。酷すぎるといつでも思っていた」「それにポジティブな解釈は全くなった。少なくとも私はそれを感じたことは一度もなかったわ」「結局のところ、私はいつも痩せていて小さくて、どれだけ食べても体重は増えなかったの」。そして「私に似ている今のモデル達を見ると、時々彼女達への批判は公平ではないと感じるわ。だって、少なくともある一定の年齢まで、大事に至らずに食べたいものを食べることが出来る人もいるから」「人生の後半に入るとそれは絶対的に変わるのだけど。私は娘のリラを生んでから、そう気が付いたの」と続けた。
また、パーティー好きとして知られていたケイトだが、拒食症と呼ばれるのは、ヘロイン・シックとレッテルを張られるよりももっと嫌であったと2013年に語っていた。「酷かったわ。特に拒食症のことは」「ヘロイン・シックに関しては『いいわ、私はヘロインはやらないし、少しつけたアイライナーがにじんでいるという理由だけでそうなる馬鹿げた話よ』という感じだった」「でも、拒食症はもっと頭にきたわ。私は拒食症でもないのに、誰かの病気に対して責任を取らされるなんてね」と振り返っていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)