英人気女優、映画撮影で死にかける 「私、死んだ?」と周囲に確認

 ケイト・ウィンスレット(45)は、新作「アバター2」の撮影中「死んだ」と思った瞬間があったという。ロナル役を演じる同新作の撮影のために酸素ボンベを使わずに潜るフリーダイビングを習得したケイトは、水中で7分14秒息を止めることに成功し、トム・クルーズの映画上での記録を破ったそうだ。

 ケイトは、その経験を「素晴らしかった」とオブザーバー誌で振り返るものの、危険と隣り合わせであることは十分承知していたという。「ただ素晴らしかったわ。意識が朦朧としてきて、何も考えられないし、頭の中でリストを作ることもできない。ただ自分の下にある気泡を見ているだけ。(水面に上がった時)私の最初の言葉は『私死んだ?』だったわ。そうなのよ。死んだと思ったの」と話した。

 夫エドワードもケイトと一緒にフリーダイビングの訓練を受けていたそうで「水中では誰かと一緒にいないといけないの。夫が私と一緒に訓練を受けていて、息を止めるのが結構上手になっていたけど、でもブラックアウトしちゃったのよね」と続ける。

 一方で「アンモナイトの目覚め」の公開を4月に控えるケイトは、役作りに時間をかけるのが好きなことを認めるものの、メソッド俳優と呼ばれるのは嫌なのだそうだ。「あの言葉は嫌いよ。サム・メンデスと結婚していた時、彼はいつも『君はメソッド演技法だから』って茶化されていたわ。私は、あの『過程』にアレルギー反応を起こすの。だから私が、そんな方法を使っていると認めることは絶対ないでしょうね。でも私の(俳優であった)お父さんから、『最後にした仕事で判断されるんだよ』って、いつも言われていたわ」と振り返った。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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