ぽっちゃり系大御所俳優が死去 長年病気患う 数々の作品で名演も
ロナルド・ピックアップが死去した。80歳だった。「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」などで知られるロナルドが24日、長い間患っていた病気により他界したことを担当エージェントが発表した。
BBCニュースは25日、「(ロナルド)は、長い間病を患った後、昨日夫人や家族に囲まれる中安らかに息を引き取りました。彼は非常に偲ばれることでしょう」と同エージェントのコメントを伝えている。
ロナルドは、同2012年作や15年の続編「マリーゴールド・ホテル/幸せへの第二章」にノーマン・カズンズ役で出演したほか、17年作「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でネヴィル・チェンバレン役、またネットフリックスの人気ドラマ「ザ・クラウン」ではカンタベリー大主教役を演じていた。
64年、BBCのSFドラマ「ドクター・フー」に医師役で出演して俳優デビューを果たした後、BBC製作のフランコ・ゼフィレッリ監督によるシェイクスピアの「空騒ぎ」映像化作品や86年の映画「ミッション」などに出演し、映画やテレビの世界で活躍、イギリスでは「ダウントン・アビー」や「コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語」をはじめとする数々の人気ドラマに出演した。(BANG Media International/デイリースポーツ)