大物女優 製作425時間の豪華ドレス姿…エシカルダイヤ合わせ「よりリアル」に

 女優のニコール・キッドマン(53)のゴールデン・グローブ賞の衣装は、刺繍部分に425時間を費やして製作されたという。今年の同式典でニコールは、「フレイザー家の秘密」でミニシリーズ/テレビムービー部門の女優賞にノミネートされるも、「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイが同賞を受賞する結果となった。

 今回ニコールの衣装を担当したスタイリストのジュリア・フォン・ベーム氏はルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、ニコラス・ジェスキエール氏とともに、通常のレッドカーペット衣装よりも繊細で「時代を超えた」ドレスを目指したという。黒のホルターネックのエプロンドレスの両サイドにあしらわれた鎖状のモチーフには、様々なサイズのビーズとクリスタル8000個が使用され、その取り付けに425時間が費やされたそうだ。

 ジュリア氏はザ・ハリウッド・レポーターにこう話す。「このパンデミックの大変な時期にデザイナー達へのサポートは本当に大切なことです。共に力を合わせ続けていかなくてはなりません。仕事で我々は繋がっているのですから。ファッションの世界で誰が自分の家族なのか、パンデミックであろうと全ての事を完璧にこなす知り合いについて考えました。ニコラスとニコールは常に強い絆で結ばれいて、友人でもあり、私たちも過去に一緒に仕事をしたことがあります。ですから私はルイ・ヴィトンに依頼しました。その歴史、伝統、信頼を心強く感じたのです」

 さらに、「誰もが何か魅力的なものを少しでも見たいと思っていますよね!家にいようと、ドレスアップをすることは素晴らしいことだと思います。全てのことがとてもリアルな今、人々はそれを求めているのです。人々は何か美しいものを見ることを必要としています」「洗練された、時代を超えたドレスが私は好きです。もちろんちょっとした煌びやかさも交えつつ、いつもよりおとなしいものがいいと考えました。ミニマルで90年代にインスパイアされたファッションが通常私が目指すものです。肩にハートの乗った緑のグッチのドレスなどはちょっとやり過ぎですね」とドレスのこだわりを語った。

 そしてジュリアはそのドレスに、ニコール本人の私物のジュエリーからキャシーウォーターマンのリサイクルゴールドとエシカルな方法で調達されたダイヤモンドで作られたソードドロップイヤリングを合わせたそうで、「いつもニコール自身のジュエリーを少し入れるのが好きです。この時期によりリアルな感じを出せると思います」と続けた。

 一方のニコールは同ドレスを着た自身の写真をインスタグラムに投稿、ニコラスへの感謝を綴っている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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