レゲエ界のレジェンドが死去 昨年脳卒中を発症し治療も
バニー・ウェイラーが死去した。73歳だった。ボブ・マーリーと共にザ・ウェイラーズとして人気を博したレゲエ界の伝説的存在の1人、ウェイラーが、昨年の脳卒中以来治療を受けていたジャマイカのキングストン市内の病院で息を引き取ったという。
この悲しい知らせはウェイラーのマネージャーだけでなく、ジャマイカの文化相であるオリヴィア・グレンジ氏からも発表されており、同相は「遺族のご希望により、家長であり、兄弟であり、友人であり、ジャマイカのアイコンである偉大なバニー・ウェイラーが、まことに残念ながらこの世を去ったことをお伝えいたします」「バニーがボブ・マーリーとピーター・トッシュと共に、レゲエミュージックを今日の世界における存在に導いたことは、素晴らしい誇りと共に私たちの記憶に残ります」と声明を出している。
ウェイラーはそのキャリアの中で、「シマー・ダウン」や「スター・イット・アップ」などのヒット曲を生み出し、グラミー賞を3度受賞、2017年にはジャマイカ政府からメリット勲章を与えられた。(BANG Media International/デイリースポーツ)