人気歌手のスゴすぎる趣味へこだわり ついには船舶用のコンテナ7つもチャーター

 ロッド・スチュワートが大好きな鉄道模型をアメリカからイギリスに運ぶために、船舶用のコンテナを7つチャーターしたのだという。英エセックスの自宅でより多くの時間を過ごそうとしているロッドだが、お気に入りの趣味を諦めたくなかったため、その巨大な鉄道模型を慎重に梱包して、ロサンゼルスから5454マイル(約8777キロ)離れたイギリスの自宅まで運んでもらったのだそうだ。

 ある関係者はザ・サン紙にこう語る。「ロッドが鉄道模型に入れ込んでいることはよく知られています。彼はそれを王室の宝飾品のように扱うんです」

 そして、別の関係者は「彼の子供たちはイギリスの学校に通っていて、成長を見届けるため、ここでもっと時間を過ごしたいのです」と続けた。

 以前、ロッドは「グラント・ストリート・アンド・スリー・リヴァーズ・シティ」と呼ばれる第2次世界大戦下のニューヨーク・マンハッタンの街並みのレプリカを制作するのに、26年間も費やしたと明かしていた。「これは僕の好きな風景なんだ。細部へのこだわりさ。もの凄いこだわりが卓越している。見栄えの悪い隙間もダメだし、舗道がきれいすぎてもダメなんだ」。この手の込んだ鉄道模型は長さが124フィート(約37.7メートル)、幅が23フィート(7メートル) にも及び、1940年代からインスピレーションを受けたペンシルバニア鉄道シーンを含む、稼働している鉄道の駅やクラシックカーが配置された、いくつかのアメリカの街並みを再現しているのだそうだ。

 さらに、ロッドは自身がイギリス生まれであることのしるしとして、彼が生涯にわたってサポートしているスコットランドのサッカーチーム、セルティックFCにちなんでセルティック・コール&スティール社のビルを組み入れているという。

 1993年にビバリーヒルズの豪邸に移り住んだ際に鉄道模型の趣味を始めたロッドは、これほどまでに時間がかかると知っていれば、このプロジェクトに取り掛からなかっただろうと話す。「110パーセント集中しなければならないんだ。始めたからには終わらせないといけない。でも、もしこんなに時間がかかると知っていたら、ノー!って多分言っていただろうね」

 そんなロッドはツアー中も模型作りに勤しむそうで、ホテルを取る際、キットを組み立てたり、パーツの色塗りをしたりするための部屋を別に用意するそうで「事前に彼らには伝えるんだけど、とても柔軟に対応してくれるよ。ベッドをのけて、換気が良くなるようにファンを設置してくれるんだ」と話している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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