エリザベス女王が声明、メーガン妃の告白を「真剣に受け止める」

 先日ヘンリー王子とメーガン妃が告白した英王室内で受けた不当な扱いについて、エリザベス女王が声明を発表した。その中で女王は、2人のインタビューの内容を深刻なものと受け止め、家族間で対処していく意向を明らかにしている。

 今週放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組で、ヘンリー王子とメーガン妃は、現在1歳10か月になる長男アーチー君を同妃が妊娠中、ある王室メンバーから、お腹の中の子供の肌の色を懸念されたと明かし、話題を呼んでいた。

 そして、今回女王がバッキンガム宮殿を通して声明を発表、「ヘンリーとメーガンにとってのここ数年がどれだけ苦難なものだったのかを知り、家族全員が悲しんでいます。挙げられた問題の中でも特に人種に関しては由々しきことです。異なる記憶があるかもしれませんが、深刻に受け止め、家族間で対処していく予定です。ヘンリー、メーガン、アーチーはいつまでも愛される家族の一員であり続けます」と綴られている。

 この声明の前には、インタビュアーのオプラが番組放送後、その人種差別的発言をしたのは女王やフィリップ殿下ではないとして、「ヘンリーは私にその人物を特定しませんでしたが、自分の祖母と祖父はその会話をしていないと私に念を押していました」と明かし、「ヘンリーはその会話の中にいた人物を私には言いませんでした。お分かりのように、私はそれが誰であるのかをカメラのあるなしに関わらず尋ねましたが」

 同インタビューでメーガン妃は、「ヘンリーから聞かされた話でした。その会話は彼と家族の間での会話でした」と話すも、具体的な名前を明かすつもりはないとして、「(告白すれば)彼らは多大な被害を被るでしょう」と続けていた。一方のヘンリー王子も名前は言いたくないとして、「あの会話を私が明かすことは決してないでしょう。あの時は気まずく、多少のショックを受けました」と話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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