故ショーン・コネリー 撮影中のとんでも秘話…共演者が明かす、上はジャケットで下は…
ウェズリー・スナイプス(58)によると、故ショーン・コネリーはウエストより上しか映らないシーンでは、下半身は下着だけで撮影に臨んでいたという。1993年の映画『ライジング・サン』でジェームズ・ボンド役で知られるコネリーと共演した際、コネリーは全身が映るシーンだけでズボンをはいていたそうだ。
ウェズリーはトータル・フィルム誌のインタビューで「車のシーンを撮っている時、私は全身衣装を着ていた。彼(コネリー)は、シャツとネクタイにジャケット、そして(下着と)スリッパ姿でやって来たんだ。そこに座りながら、『何か言うべきだろうか?』って考えたよ」と話す。「我々がシーンの撮影を終えた時に、彼が身を乗り出して、『何故君は、全身スーツを着てるんだ?』って言ってきてね。『撮影があったから』と言うと、『息子よ、ズボンなんていらないよ。カメラにはここまでしか映らないのだから何でズボンをはく必要があるんだ?』と言われた。私は『凄いな』ってなって、そしてライトが消えた。それ以来、車のシーンでは、車を出なければならない時以外は、いつだって半ズボンをはいているよ」
「007」シリーズでボンド役を最初に演じた俳優だったコネリーが昨年10月に90歳で他界した際、同じくボンド役を演じたピアース・ブロスナンは、コネリーを「最高のジェームズ・ボンド」と称賛していた。「ショーン・コネリーさん、私が子供の頃から、そして大人になって私がジェームズ・ボンドになった後も、私にとってあなたが最高のジェームズ・ボンドでした。あなたは映画界に大きな影響を与え、その功績は永遠に生き続けることでしょう。あなたはボンドを演じる私達全てを、あなたの残した偉大な足跡で導いてくれました。私達が役を自分なりに解釈して前進していきながら、誰もがあなたを崇拝と尊敬の眼差しで見ていました。俳優として、1人の人間として、あなたはあらゆる面で偉大であり、ずっとそうであり続けることでしょう。そして世界に愛されていたあなたはこれからもずっと惜しまれることでしょう。神のご加護がありますように、安らかに眠ってください」
(BANG Media International/デイリースポーツ)