BTSがアジア人嫌悪撲滅運動に参加「差別思い出す」「容姿を馬鹿にされたことも」

 BTSがアジア人嫌悪撲滅運動に参加した。アメリカにおけるアジア人をターゲットとした暴力行為撲滅を呼びかける「#StopAsianHate」「#StopAAPIHate」に対する支援表明をBTSが出した。

 そこにはこう書かれている。「大切な人を亡くされた方々に、心から哀悼の意を表します。僕らは悲しみと怒りを感じています」「アジア人として差別を受けた時のことが思い出されます。理由もなく罵声を浴びせられたり、容姿を馬鹿にされたこともありました。なぜアジア人が英語で話すのかと聞かれたことさえもあります」「そうした理由で憎しみや暴力の対象になることの辛さは、言葉にできません」「僕らの経験は、ここ数週間に起きた出来事に比べれば取るに足らないものです」「しかし、これらの経験は僕らに力の無さを感じさせ、自尊心を削ぐのには十分だったのです」「今起きていることは、僕らのアジア人としてのアイデンティティと切り離して考えることはできません」「この問題を長い時間をかけて慎重に話し合い、どのようにメッセージを伝えるべきかを深く考えました」「しかし、僕らが伝えなくてはならないことは明確です」「僕らは人種差別に反対します。暴力を強く非難します。あなたも、僕も、僕たちも、それぞれが尊重されるべき権利を持っているのです。僕たちは共に立ち上がります」

 一方で、先日にはアジア系アメリカ人の多くが犠牲となったアトランタのマッサージ店連続銃撃事件を受け、ミーガン・ジー・スタリオンが5万ドル(約550万円)をアジア系アメリカ人の権利団体アドバンシング・ジャスティス・アトランタに寄付していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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