有名俳優多数がトランスジェンダー女性支援へ

 セレーナ・ゴメス、ハル・ベリー、ガブリエル・ユニオンなど多くのスター達が、トランスジェンダーの女性や少女を支援するオープンレターに署名した。LGBTQコミュニティのイメージに関するメディアモニタリングを行う団体GLAAD(グラード)は、作家でトランスジェンダー権利運動家ラケル・ウィリスと共に先月31日、女性史月間と国際トランスジェンダー認知の日を記念してオープンレターを発表、セレーナらを含む440人以上が署名したかたちだ。

 このほか、ベラ・ハディッド、ラバーン・コックス、エイミー・シューマー、カーラ・デルヴィーニュ、アリソン・ブリー、アリッサ・ミラノ、メリッサ・エスリッジ、アナ・ウィンター、ジュリアン・ムーア、パトリシア・アークエットなど多くの著名人が、「支援運動、ビジネス、エンターテイメント、メディア、政治、社会正義において、トランスジェンダーやノンバイナリーとして、またその人々と共に立ち上がる女性リーダー」として同状に名を連ねている。

 その手紙にはこう綴られている。「トランスの女性や少女は、ジェンダー解放へ向けた戦いの不可欠な部分です。私達は、真実を支持し、私達が各業界で目にしてきた反トランスジェンダー発言やその動きを非難します」「私達は、トランスジェンダーの女性は女性であり、トランスジェンダーの少女は少女であると明確に強く認識します。そして私達は、女性の経験における多様性を称えることは、フェミニスト運動に弊害をもたらすのではなく、強さであると信じています」「私達は皆、同じアクセス、自由、機会を与えられる価値があります。私達は、教育、雇用、医療、住宅、リクリエーション、公共宿泊施設を平等に使用するに値します。私達は、各個人の身体的な自主性や自己決定権に対する権利に敬意を払わなければなりません」

 また同状は、最近アメリカで次々と制定されているトランスジェンダーの人々の権利を脅かす法律を含むトランスジェンダーの女性や少女に対する「長い暴行の歴史」の終わりを求めているほか、特に近年アフリカ系やラテン系トランスジェンダー女性に対する殺人や暴行事件が多発していることを指摘、「2020年は、トランスジェンダーコミュニティで最も多くの死者が出た年となりました。44人以上が殺害され、今年はこれまでに最低でも9人の死が報告されています」「私達は、政治家や、分断や嫌悪の名のもとフェミニストのラベルを引き入れた人々がトランスジェンダーの女性と少女の前に設置した不必要で非倫理的な壁に立ち向かう必要があります。私達のフェミニズムは未来の世代に向けてドアを開けておくために悪びれずに広範囲でなくてはならないのです」と続けている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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