芸能界のおしどり夫婦 初対面の印象は最悪だった
俳優アダム・ブロディ(41)は、『ゴシップガール』の役柄のせいで妻で女優のレイトン・ミースター(34)のことを初めは悪い人だと思っていたという。2014年にレイトンと結婚したアダムは、10年以上前にレイトンに初めて会った際、『ゴシップガール』で演じていた狡猾な資産家令嬢ブレア・ウォルドーフの知識しかなかったので、レイトンに対して良い印象を持っていなかったそうだ。
ポッドキャスト番組『アンナ・ファリス・イズ・アンクオリファイド』に出演したアダムは、夫妻のロマンスの歴史を思い返しながら、こう語った。
「僕は終わりに近づいていた『The OC』に出演していて、『ゴシップガール』が始まろうとしていた。ジョシュ・シュワルツが両方の番組のプロデューサーだった。僕らが初めて会ったのは、(ロサンゼルスの)カンターズで、キャスト全員で食事をしてた。僕の20代は、カンターズに住んでいた様なもんだったんだよ。 僕が店を出ようとしていた時、ジョシュがみんなを紹介し、その時彼女とたまたま出会い、その後数年で2、3回偶然また会ったんだ」
「そして『ジ・オレンジズ』で共演した。僕は当時、違う人と付き合っていたんだ。だから、共通の仕事関係者達を通して会ったり、また遠ざかったりしていた。あの映画の1年後ぐらいまで付き合わなかったんだよ。僕がシングルになるまでね。僕はレイトンにとても惹かれていた。彼女は天国から舞い降りたような生き物だった。でも彼女が良い人であるかは確信がなかったんだよ。実際最初の何年かは、よく彼女のことを分かっていなかったし、『ゴシップガール』のせいで多分悪い人間なんじゃないかと思っていたよ」
交際開始後アダムは、役柄ではない本当のレイトンは、自身が知っている人々の中で「最も強い」人間だと気が付いたという。「付き合ったらわかったんだ。彼女は、本当にジャンヌ・ダルクみたいだって。 僕が知りうる限り最強で最高の人間だよ。彼女は僕のモラルのコンパスであり、北極星であり、彼女の性格の良いところをあげたらキリがないよ」
またレイトンとの間には5歳になる娘と、昨年9月には月に生まれた息子がいる。レイトンと一緒にいると、より良い人間になりたいと思うそうで「結婚とは、大人として、家族を持つことであり、僕にとって未開拓の地だった。昔は僕は変わる必要はないみたいに感じていたから。僕のことを嫌いなら、嫌いで構わない。これが僕という人間で、誰かに何かを変えろと言うのはナンセンスだってね。でも長い真剣な関係の中で、責任もあると、今の僕ならわかるんだ。まだまだ困難ではあるけれど、いくつかのことを調整するのは健康的なことだとね」と続けた。(BANG Media International/デイリースポーツ)