シュワちゃん プライベートでも「I’ll be back」 息子はうんざり
アーノルド・シュワルツェネッガー(73)は、自身の映画の有名なキャッチフレーズの使用をやめられないそうだ。息子で俳優のパトリック・シュワルツェネッガー(27)によると、アクション映画界の伝説である父親は、毎日の生活の中で、自分のアイコニックな台詞を頻繁に口にしているという。
「ザ・ケリー・クラークソン・ショウ」に出演したパトリックは、アーノルドが「ターミネーター」の「I’ll be back (また、戻ってくる)」や「Hasta la vista(地獄で会おうぜ)」などを日常的に使うのかと聞かれ、「みんな、それを聞くんだ。『父親はいつも、あの一言ジョークを言うのか』って。『しょっちゅうだよ』って僕は答える」と回答、「部屋に入ってくるたびに、『I’ll be back』と言って欲しい」とケリー・クラークソンが冗談で返すと、パトリックは、「本当に『I’ll be back』って言うよ。僕は、『父さん、本当に?いい加減にして』みたいな感じさ」と続けた。そして、ケリーは、「あなたにはうんざりのジョークかもしれないけど、私達にとっては面白いわ」とアーノルドをフォローしていた。
また、パトリックは、アーノルドが自身の有名な台詞を言う時、その相手のことを勘違いしている時があると明かす。「時々、父さんは6歳ぐらいの小さな男の子にサインを強引に渡すんだ。子供はお父さんが誰なのか多分分かっていないのに、その子に向って、ジョークを一言叫ぶ。子供は『何?何を言っているかわからないよ』みたいな感じさ」
一方パトリックは最近、父親が未だに「男であることの本当の意味」について学んでいると語っていた。「男とは何かという考えはここ数年、いやここ10年、50年、100年で全く変わってきたと思う。お父さんが育った、第二次世界大戦直後のオーストリアやドイツの環境には沢山の壊れてしまった男性達がいた。だから、男とはこうあるべきというような理想はそんなになかった。当時はそういったことを考えることを放棄していた。そしてアメリカにやって来て僕のお母さんと結婚して家族を作った。父は男であることの意味をこれからも探し続けるよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)