「美しく並外れた」女優が52歳の若さで死去 がん闘病の末に
「ハリー・ポッター」シリーズなどで知られるヘレン・マックロリーが死去した。52歳だった。同人気作ではハリーの宿敵ドラコ・マルフォイの母であるナルシッサ役を演じていたヘレンが、がんとの闘病生活の末、「安らかに」息を引き取ったことを16日、夫のダミアン・ルイスが伝えた。
「HOMELAND/ホームランド」などで知られるダミアンは「非常に辛いことですが、勇敢ながんとの闘病生活の末、美しく並外れた女性、ヘレン・マックロリーが自宅で友人や家族からの押し寄せる愛情に囲まれながら、安らかに息を引き取ったことをお知らせいたします。彼女の生きざまと同様、恐れを知らずにこの世を去りました」とツイッターに綴っている。
この訃報を受け、ドラコ役で知られるトム・フェルトンはインスタグラムに「こんなに突然お別れを言わなければいけないことが悲しい。本人に伝えるチャンスがなかったけど、スクリーンの中でも外でも、僕という人間を形成する手助けをしてくれた。彼女はその鋭いウィットを持ち雄弁で、親切で暖かい心を持ちつつ常に自分自身を貫いていた。バカ者たちには容赦なく、それでいてみんなのための時間を取ってくれる人だった。前進するために光を照らし、必要な時には手を取ってくれてありがとう」と追悼の言葉を贈った。
(BANG Media International/デイリースポーツ)