英キャサリン妃、ウェディングケーキには大きなこだわりがあった パティシエが明かす
英キャサリン妃がウェディングケーキに大きなこだわりを持っていたことを、担当パティシエが明かした。10年前のウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディング、ケーキを担当したフィオナ・ケアンズは、夫妻が結婚10周年を迎えたにあたり、大きなプレッシャーがのしかかっていたという当時を振り返った。
ピープル誌にケアンズは「キャサリン妃からの希望は、とても細かかったです。ウェディングケーキのテーマは、伝統的でありつつ、とても想像力豊かでスタイリッシュなもの。ウィリアム王子とキャサリン妃のケーキで伝統を破った点といえば、キャサリン妃は伝統的なロイヤルウェディングのようにとても高いものは望んでいなかったところです」と話した。
また、デコレーションは王室で一般的な固めのアイシングではなく「柔らかめ」なものを望んでいたそうで、17種類の花や葉っぱを取り入れて欲しいとも言われたそうだ。「何層にもなったフルーツケーキというのが必須条件でした。ゴールドやグリッターのデコレーションは望んでおらず、カラーは一切取り入れない方向でした。イギリスの4つの国を象徴する花と、ケーキが置かれるバッキンガム宮殿のピクチャー・ギャラリーの建築を反映するものである必要がありました。それを全て取り入れるのは大変でした!」と振り返る。
熟考の末、完成したのは900の花や葉がちりばめられた8層のフルーツケーキ。そのケーキについては、スタッフ共々秘密厳守を求められていたそうだ。(BANG Media International/デイリースポーツ)