有名ラッパー、ボブ・マーリーらレジェント達の仲間入りを願う
ラッパーのジェイ・Z(51)は、将来「ボブ・マーリーや多くのレジェント達」に並んで、自身の名が挙がる事を願っているという。ジェイは、自身がこの世を去ったときには、故ボブ・マーリーのように、歴史に残る存在になっていたいそうだ。
ザ・サンデー・タイムズ紙のスタイル誌に、ジェイはこう話した。「自惚れすぎていないよな?ボブ・マーリーや多くのレジェント達と並んで、自分が話されることを願っているよ。でも、自分で言うべき事じゃないな」
一方、2021年に人種差別の問題が依然としてあることを苛立たしく感じているとして、「人類というのは、まだ基本的なことに取り組んでる。まだアジア系の人々に対する人種差別反対を訴え続けているんだ」「覆水盆に返らず、でもまだ水はあるって事を認識しなきゃ。そうだろう?質問の答えはイエスだ。凄くイライラするよ。問題を解決したかって?ノーだ。50年前より進化してるかって?それはイエスだ」
そんなジェイと自身のレーベルのロック・ネイションは昨年の夏、ジョージ・フロイドさんに敬意を表し、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、シカゴ・トリビューン、デンバー・ポスト、フィラデルフィア・エンクワイアラーなどいくつもの新聞の広告欄一面にキング牧師による1965年のセルマでの演説の一部を引用したメッセージを掲載した。この広告には、ジェイ、警察官に殺害された3人の若い黒人男性の親たち、CNNコメンテーターのヴァン・ジョーンズ、ラジオ司会者のシャーラメイン・ザ・ゴッドのほか、ザ・イノセンス・プロジェクトやアンティル・フリーダムなどの団体が署名した。
フロイドさんは昨年5月、逮捕中に元警官デレク・ショービンに首を膝で抑えられ死亡、この事件は世界的な抗議行動を引き起こし、先日ショービンに対して有罪判決が下されていた。