メーガン妃が児童書を出版する。母親の眼差しで語られるイラスト付きストーリー『ザ・ベンチ』は来月8日に発売、ヘンリー王子ともうすぐ2歳になる息子アーチー君との絆を基にした物語になっているという。

　イラストはアーティストのクリスチャン・ロビンソンが担当、現在第2子を妊娠中のメーガン妃はこう声明を発表している。「『ザ・ベンチ』は、アーチーが生まれた翌月の父の日に私の夫へ書いた詩から始まったものです。その詩が物語になりました。クリスチャンが描いた美しく空気のような水彩画が、人生のあらゆる旅路における父親と息子のあたたかで喜びに満ちた心地よい関係を捉えています。この描写は私にとって非常に重要なもので、包括的レンズを通してその特別な繋がりを表現するためクリスチャンと私は綿密にやり取りをしたのです」

　また同書の出版元ランダム・ハウス・ブックス・フォー・ヤング・リーダーズ・グループのマロリー・レアー氏は「メーガンの心に響くその文章は父親と息子の関係を探求し、親や子供の世話をする人の琴線に触れるものであることは疑いの余地がありません。クリスチャンの絵もメーガンの言葉にある優しい気持ちにぴったり合っています。歓喜と愛に溢れた感覚の広がりで満たされています。『ザ・ベンチ』は時代を超えたもので、何世代にもわたって読み継がれていく本の1つとなることでしょう」と続けた。

　一方、同出版社はこう説明している。「進化し拡大していく父親と息子の関係を感動的に捉え、現代の家族の中に様々な方法で作られる愛のかたちを私たちに思い出させてくれます。あたたかさ、繋がり、慈悲の感覚を深く呼び起こす『ザ・ベンチ』は、平和と内省の瞬間、信頼と信念、発見と学び、そして永遠の癒しといった、多様な父親と息子達の間で分かち合う永続的な瞬間への扉を読者に提供するのです」

　同書はオーディオブック版も発売予定で、メーガン妃本人がナレーションを務めている。�