10億ドルの価値があるブランドを立ち上げた女優 株式上場で3億円の利益

 ジェシカ・アルバ(40)が「オネスト・カンパニー」の株式上場で260万ドル(約2.8億円)を稼いだという。自然派美容製品やベビー用品を手掛ける同社は2011年にジェシカが共同設立、今週44%の株価上昇の鮮烈デビューを果たした。

 ザ・ハリウッド・レポーターによると、同社は新規株式公開(IPO)で4億1200万ドル(約450億円)を獲得、現在の価値は14億4000万ドル(約1572億円)となっている。ステークホルダーでもあるアルバは、1億3000万ドル(約142億円)となる5.6%の株式も所有している。

 ブルームバーグTVでジェシカはこう話す。「正直夢の中にいるみたいです。これは現実なのって感じです。私たちの誠実なコミュニティに本当に感謝しています。私たちを家に迎え入れてくれてありがとうございます。皆さんの最も大切な人々、小さな人々のことで私たちを信頼してくれてありがとうございます」

 同社は2015年、それまで扱っていた自然素材のベビー用品に加え、ビューティーおよびスキンケア製品の販売を開始、10億ドル(約1092億円)のブランド価値があると米経済誌フォーブスに報じられていた。

 これまでにジェシカは、同社が「健康、ウェルネス、サステナビリティ」に価値を見出すことを目指しており、誠実さと透明性を第一とし、「消費者が他の製品よりオネストを選んでくれる理由は、この価値観にあると信じています」「当然、消費者は企業にこの種の値打ちを期待していると思います。単なるマーケティング策略ではダメなのです」と話していた。

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