ヘンリー王子夫妻 結婚3周年にコロナ禍のインドで新たな慈善活動を開始
ヘンリー王子夫妻が結婚3周年に新たなチャリティプロジェクトを立ち上げた。2018年5月19日に結婚した2人は、自身らのチャリティ団体アーチウェル・ファウンデーションを通して、ワールド・セントラル・キッチン協力のもと、インドのムンバイにコミュニティ・リリーフ・センター設立を発表したかたちだ。
アーチウェルからの声明にはこう綴られている。「今現在、新型コロナウイルス感染者がインドで急激に増加しています。火曜日には感染者が2500万人を超え、この24時間で26万人が新たに感染、4329人が死亡しました。数十万の命が失われ、数百万人が感染、報道よりも現状は更に酷いとの見方が有力です」。そして「インド支援に向けてアーチウェル・ファウンデーションとワールド・セントラル・キッチンは地元コミュニティの長期的なニーズに応えるものを計画しています」と続けている。
両団体が計画している4施設のうちの3施設目となるムンバイのコミュニティ・リリーフ・センターに関しては「これらのセンターは、地元コミュニティに(癒しと力と共に)救援と回復を提供することを目的とします。今後危機的状況に見舞われた場合、これらのセンターは緊急の食料配給所やワクチンの接種場所として迅速に機能することが可能です。また落ち着いている時期には食事を提供する場、学校、クリニック、家族らの集会所としても利用できます」と続けた。
そんな2人は結婚3周年を2歳になる息子アーチー君と共に静かに祝う予定だと、ある関係者がピープル誌に明かしている。