稀代のヒットメーカーが著作権侵害で訴えられる
ベニー・ブランコのヒットシングル「イーストサイド」を巡って、ベニー、ホールジー、カリード、エド・シーランらが著作権侵害で訴えられた。2018年発表の同曲に参加したホールジーとカリード、共同作曲者のエド、そしてリリース元のレコードレーベルが、作曲家コンスタンティン・ロイとシェーン・ウィリアムズから自作の曲に酷似しているとして訴訟を起こされたかたちだ。
TMZが入手した裁判書類では、「イーストサイド」がシェーン所属のグループ、アメリカンXOが15年に発表した「ラブレス」という曲の完全な模倣であると主張されており、両曲はコードやインターバル、テンポ、ビートが酷似だとしている。
ちなみにエドは18年に、故マーヴィン・ゲイの曲の著作権を所有している団体SASから1億ドル(110億円)の賠償金を求める訴えを起こされてもいた。エドの「シンキング・アウト・ラウド」が73年発表のマーヴィンの曲「レッツ・ゲット・イット・オン」の「メロディー、リズム、ハーモニー、ドラム、ベースライン、バックボーカル、テンポ、シンコペーション、ループ」を盗用したとその訴えは主張していた。
「シンキング・アウト・ラウド」の盗作疑惑に関しては16年にも、マーヴィンとの共同作曲者でもあった故エド・タウンゼントの遺産相続人らから「はげしく似ている」と非難されていた。�