大人気歌手「人生を取り戻したい」裁判所に出廷 「虐待的」な成年後見制度の終了訴え
ブリトニー・スピアーズ(39)が、成年後見制度を終わらせるため裁判所にリモートで出廷した。精神不安定により2008年から父親のジェイミー・スピアーズが成年後見人としてブリトニーの私生活やビジネスの管理をしてきたが、23日の法廷審問でジェイミーからの支配がトラウマになっていると訴えたかたちだ。
ブリトニーはこう語る。
「私は幸せではありません。眠れず怒りに満ちています。この状況は狂っています。そして私は、落ち込んでいます。心に傷があります。私はただ自分の人生を取り戻したいのです。審査なしにこの成年後見人制度を終わらせたいのです。この制度は私にとって百害あって一利なしです。私には人生を送る価値がありますし、人生を通し働きづめでした。2、3年の休みを取っていいと思います」
元夫ケヴィン・フェダーラインとの間に2人の子供がいるブリトニーだが、ジェイミー及びサポートチームは現在の恋人サム・アスガリとの結婚や子供をもうけることを許可してくれないそうで、「結婚して子供をもつことを可能にしたいです。 IUD(子宮内避妊用具)が体の中にあるせいで私は妊娠できません。チームが私にこれ以上子供を作って欲しくないのです」と明かしてもいた。
そして現在の自身の状況は「虐待的」だとしてジェイミーと同制度に加担するチームに対しこう続けていた。
「彼らは週に3回私にセラピーを受けさせ、精神科医にも行かせるのです。この成年後見人制度は真に虐待だと私は思います。自分の人生をめいっぱい生きていると感じないのです。セラピストには私の家に来て欲しいです。ウエストレイクまで出向きたくありません。彼らは、私が最も目に晒される場所に私を行かせるのです。あなたたちからの助けが必要です。私の父、事務所含めこの成年後見人制度に関わる人々は刑務所に入るべきです」
今回のブリトニーの出廷を受けて、ジェイミーの弁護団はこう声明を発表している。「苦しみ痛みの中にいる娘を気の毒に感じています。スピアーズ氏は自分の娘をとても愛しているのです」