ジャスティン・ビーバーのプロデューサー、悪評に耳貸さず
ジャスティン・ビーバーが、プロデューサーでテクノミュージシャンの「ディプロ」ことトーマス・ウェスリー・ペンツに間違った番号を教えたと思わせるようないたずらをしたことがあるという。2017年にペンツはジャスティンと連絡先を交換、携帯メールを送ったところ、送り先から本人でないことを告げられたという。
ディプロは、ティックトックのビデオにその時の携帯メールを披露、「やあビーブ、ウェスだ。昨日の夜はリンクできて最高だったよ」に対して、「あのう、『ビーブ』じゃないですよ。悪いけど、誰かが間違った番号を教えたんだと思うよ」と返事が来たため、ペンツは「やられた」と返信したが、それから4年後、同じ番号から「どうも、ジャスティンだよ。先日送った歌、受け取った?」というメッセージがディプロに届いたそうだ。
ジャスティンと「ホエア・アー・ユー・ナウ」や「コールド・ウォーター」などの曲を共同制作したことのあるディプロは、このことに関して面白がっている一方、ジャスティンの悪評が原因で一緒に仕事することはキャリアを台無しにすると忠告されたことがあると明かし、しかし音楽さえ成功すればそんな不吉な予測に耳を傾ける必要はないと思ったという。
そんなディプロは、時々「感情に支配される」ことがあると認めているものの、仕事をすることで負の感情を抑えることができていると、こう語っている。「クリエイティブな仕事をしている人、自分のクリエイティブな部分と本当に向き合っている人は、常に憂うつな気分と向き合っているものだ。私は音楽を作り、ビジネスのことを考えているので、ほとんどの場合、感情はかき消されてしまう。しかし、時には感情に支配される。他の人と同じように、それに対処しなければならないだけ。私は若い頃、ADHD(多動性障害)と診断されたことがある。重度ではなかったが、おそらく他のものも患っていただろうね」�