伝説のバンドメンバー経営の人気レストラン コロナ禍で32年の歴史に幕「悲しいニュース」

 元ローリング・ストーンズ、ビル・ワイマン(84)が経営するレストラン「スティッキー・フィンガーズ」の閉店が決まった。新型コロナの影響で32年間の営業に幕を閉じるそうで、ビル本人がツイッターに声明を掲載している。

 「コロナに影響を受けた全ての人たちに心から同情する。私も愛するレストラン、スティッキー・フィンガーズがパンデミックにより閉店という悲しいニュースを発表しなくてはならない。この素晴らしい32年間の営業の間、お客さん、スタッフ共々スティッキーズを支えてくれた全ての人々に感謝するよ。無事でいてくれ。ビル・ワイマン」

 一方、今回の閉店に関してビルの友人はデイリー・メール紙に「心安らぐ食事と音楽に対する彼の情熱を掛け合わせたものです。最後まで彼にとって非常に意味深いものであり続けました」と話した。

 ロンドンの高級エリア、ケンジントン地区にある同レストランは、ローリング・ストーンズの1971年発表のアルバムにちなんで名づけられており、ビルの愛するハンバーガー、スペアリブ、フライドポテトなどを提供してきた。ロックファンらが長年訪れてきた店内には、ミック・ジャガーとキース・リチャーズと初顔合わせの際に使用したベースなど、ビルゆかりの品が100点以上も展示されていた。

 しかしパンデミックにより営業停止が続き、飾られていた楽器も取り払われた店のドアに貼られた張り紙にはこう記されている。「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。長年のごひいきに感謝いたします」

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